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Sushi kozakura

Outline世代を超えたお店リノベーション

神戸市灘区の店舗リノベーション事例です。

弊社代表の祖父も通った地元の名店のお寿司屋さんが、大将の引退とともに閉店されていました。そのお店で新しく鮓屋を開きたい若き大将と出会いました。なんと、大将と私は同い年。修行で培った伝統的な鮓の技術をベースに新しい鮓にも挑戦するとのこと。ちにみに、「鮓」は、古くは塩や糟などに漬けた魚や、発酵させた飯に魚を漬け込んだ保存食を意味する漢字だそうです。引退した寿司屋の大将、新大将、そして私で打合せをしていると新たな発見が!!「このカウンターはあんたの先代が作ってくれんじゃ」こんなことってあるんですね。じいちゃん天国で聞いてますか?

手作り感と斬新感の両立、鮓屋としての風格と店の進化の可能性を妨げない余白の残し方、そして先代達の想いの継承。たくさん考えて、たくさん悩んで、たくさん話したリノベーションです。カウンターが壁・天井とつながって間接照明用下がり天井に。ベルギーで開発されたモールテックスと日本の左官職人の融合です。

鮓の提供方法のこだわりは、カウンターの高さを厨房よりかなり上げる必要がありました。入り口からスロープ通路を設け、高さを完璧に調整しながら、本格鮓の風格を実現。
かつてのカウンターをディスプレイ棚として使い、古い看板をあえて残し、その上に新たな照明看板を設置しました。

<名前>
鮓小桜 - Sushi kozakura
<所在地>
神戸市灘区
<築年数>
1994年
<広さ>
約55㎡
<工事費>
500~1000万円
<竣工年>
2017年店舗改装
<URL>
<カテゴリ>
店舗
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