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Bistro coto-coto

Outlineフランスの伝統的な家庭料理ポトフ、その異国感と親近感

神戸市中央区の店舗事例です。

神戸三宮・北野坂の西側に「ハンター坂」と呼ばれる通りがあります。かつてこの坂の北側に、英国商人E・H・ハンターの洋館があったことに由来しているそうです。異人館へ続くこのエリアには、外国料理店が多く立ち並び、昔ながらの神戸らしい情緒が感じられます。
趣きのある街での店舗工事でよくあるのが、居抜き物件の改装工事。前のテナントさんの設備や造作物が残ったままの状態で引き渡しが行われます。住宅リノベーションにも通じますが、居抜き物件の場合、解体・再利用・部分利用・移設・修繕、そして新たな造作を、初期段階でバランス良く考えます。

厨房レイアウトは出来るだけ既存のままにして、給排水工事を出来るだけ最小限に抑え、カウンターは下地や土台をそのままに、仕上げを一新。床のフローリングは洗浄してみると綺麗に蘇りました。木調の壁には、クロスや塗装で気持ちのいいアクセントカラーを加えました。

ポトフは、おでんのように肉と野菜を一つの鍋で煮込んだ、体に優しい家庭料理です。フランスの家庭料理が放つ異国感と親近感で心もほっこり、美味しい香りに包まれた素敵なお店になりますように。

<名前>
ビストロ coto-coto
<所在地>
神戸市中央区
<竣工年>
2017年
<カテゴリ>
店舗

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